こんにちは、ぽこぱぱです。

あなたが養子として育てられたとしたら

実の親がどんな人か知りたくなりますか?

 

10月19日放送の「アンビリバボー」では

アメリカのゲーリー・スチュワートさんと

いう養子として育てられた方が、自身の親を

調べていった結果、とんでもないことに

突き当たった内容を放送するようです。

 

殺人事件や警察の不祥事が関わってくる

ゲーリースチュワートの親の問題。

一体どんなことを彼は知ってしまったの

でしょうか。詳しく見てきたと思います。

ゲーリースチュワートは養子として育てられた

アメリカのルイジアナ州に暮らす男性

ゲーリースチュワートさん。ゲーリーさんは

普通の男性ですが、1点周りと異なる点は

養子として養父母に育てられた点でした。

 

ゲーリーさんは小さい頃に養父母のもとに

来て、虐待などは当然なく、優しい両親に

大切に育てられてきました。しかし、

そんなゲーリーさんに転機が訪れます。

ゲーリー・スチュワートに実の母親ジュディからの連絡

2002年5月のある日、ゲーリーさんの

養父母に実の母親だと名乗る女性の

「ジュディ」から電話がありました。

 

養父母はゲーリーさんにそのことを伝えるか

悩むものの、この時既に39歳となっていた

息子には知る権利があると判断し伝えました。

(ちなみにゲーリーさんは実の両親の名前を

知らずに育てられて来ていました)

 

ゲーリーさんは両親に感謝をしつつ、

生みの親が何故養子に出したのか、自分は

愛されていなかったのか、などといった

疑問や葛藤を持ち、それらを明らかにする

ためにジュディと会うことにしました。

ゲイリースチュワートの出生の秘密とは?父親はアール・ヴァン・ベスト・ジュニア

実母に会ったゲーリーは自身の出生について

ジュディから聞かされます。ゲーリーの

実の父親の名前はアール・ヴァン・ベスト

ジュニアという男性でした。

 

ジュディがまだ14歳の時に知り合い、

父親はこの時27歳という年の差で、

両親は「アイスクリーム・マロン」と

報じられ、2人で逃避行をした末に

生まれたのがゲーリーでした。

アールヴァンベストジュニアとジュディの離婚理由は虐待?

しかし、ゲーリーが生まれた後、両親は

離婚をしています。原因は父ヴァンが

息子に愛情を示さないどころか、虐待を

繰り返したことにより、警察により逮捕。

限界となり離婚に至ったとのことでした。

 

ジュディはその後ロテアという黒人男性と

再婚をします。ロテアはこれまた年上の

男性で、黒人男性として初めて殺人課の

刑事になり、その後政界進出までした

有能な男性でした。

 

ロテアは既に亡くなっており、ジュディは

再婚せず1人で過ごしていました。

そんな中でずっと気がかりだった実の息子、

ゲーリースチュワートが気になり、育ての

親に連絡を取ったということでした。

ゲーリースチュワートの父親 アールバンベストジュニアとは?

母親の当時の事情を聞いたゲーリーは

理解を示し、ジュディと和解します。

その後、ゲーリーは父親についても

知りたくなり、ジュディに聞きましたが

離婚後のことは知りませんでした。

 

そこでゲーリーは独自に父親の調査を

開始します。まずは母の再婚相手の

ロデアのサンフランシスコ市警時代の

元部下だった人物に調査の協力を

依頼しました。

 

犯罪歴などから調査を行っていくと最初は

協力的だったサンフランシスコ市警でしたが

途中から態度が一変。ゲーリーに調査を

やめるようにと一方的に打ち切られました。

殺人鬼ゾディアックがゲーリーの父親?

そんなモヤモヤを抱えたある日、ゲーリーが

息子のザックと迷宮入りだった事件の

ドキュメンタリー番組を見ていると、

ザックが急に「パパだ」と言ったのです。

 

テレビには50年以上前に起き、迷宮入りした

ゾディアック事件の犯人の似顔絵が

映されてました。その顔はゲーリーに

似ており、持っていた父ヴァンの写真と

見比べても非常に酷似していたのです。

ゾディアック事件とは?


1968年から74年にサンフランシスコ市内で

少なくとも5~7名が殺害された事件で、

現在も未解決の迷宮入り事件です。

「ゾディアック」は犯行後に警察に挑発の

電話をかけたり、自分の名前が書かれた

暗号文をマスコミに送ったりと典型的な

劇場型連続殺人に分類されます。

上の画像は犯人が送った暗号文です。

 

ゾディアック本人は37人を殺したと

主張しているものの、裏付けは取れておらず

犯人の似顔絵が残されています。

サンフランシスコ市警が捜査を打ち切った理由は隠蔽?

ここまで似ているのはもう別人とは思えず、

父親がゾディアックではと考えたゲーリー。

そこでサンフランシスコ市警が調査を

途中で打ち切った理由の仮設を立てます。

 

政界進出までしたサンフランシスコ市警の

元警察官のロテア。そのロテアの元夫が

同じサンフランシスコ市内で連続殺人を

行った犯人ゾディアックだとしたら…。

警察にとってマイナスなことだと判断して

事実を隠蔽したのではと考えたのです。

 

その後、ゲーリーは更に調査を続行。

母親や実父の友人、親戚や警察、報道関係者

など手当たり次第に調査をした結果、

父であるヴァンが殺人鬼ゾディアックでは、

と結論づけました。

 

理由としては、いくつかあります。

  • アール・ヴァン・ベスト・ジュニアは幼少期を日本で過ごしており、日本をモデルにした架空の街が舞台のオペレッタ「ミカド」への愛着が有った。その「ミカド」からゾディアックの犯行声明・脅迫文がから引用されている
  •  被害者女性が、実母ジュディに似ている
  • 殺人事件はヴァンが投獄中に行われていない
  • ゾディアックとヴァンの行動範囲が同じ
  • ヴァンは軍に所属していた関係で暗号に詳しく、ゾディアックも暗号を多用しており、その暗号内アール・ヴァンの名前が読み取れる
  • 指紋の傷が一致
  • 犯行声明等の月日が、両親のアイスクリーム・ロマンスの特別な出来事の月日と一致する

これら多数の共通点はゲーリーにとって

父が殺人鬼だと考えるのに十分な材料でした。

殺人鬼ゾディアックをゲーリースチュワートが書籍化

そして、その調査した内容をゲーリーは

書籍にまとめて出版しています。

殺人鬼ゾディアック――犯罪史上最悪の猟奇事件、その隠された真実 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-3)
by カエレバ

「事実は小説より奇なり」と言いますが

正に創作のお話を見ているかのようです。

あくまでも確定ではないのですが、

ゲーリーの執念にも似た調査の部分は

息を呑む場面となってます。

ゾディアックとみられる父アール・ヴァン・ベスト・ジュニアの現在は?

ゲーリーが調査によってゾディアックだと

確信したヴァンですが、1984年5月20日に

亡くなっていますので、現在はおりません。

結局犯人ゾディアックはヴァンだった?他の誰か?

ゾディアック事件についてはゲーリーが

「父が犯人だ」と言っていますが、他にも

自分の関係者が犯人だと言っている人もおり

実際に誰が犯人なのかは分かっていません。

 

ゲーリー同様、告発者は証拠のようなものや

証言、状況証拠を提示していますが、

どれも確定に至るには不十分でした。

この事件はそういう意味でも話題を読んだ

劇場型の迷宮入り事件なのです。

まとめ

養子として育てられたゲーリースチュワート。

母親との再会により、父親についても

知りたくなり調査したところ、父親が

どうやら殺人鬼ゾディアックだったようだ

という衝撃の事実を知ることになりました。

 

自身にこんなことが起こったら、と

考えるとゾッとしますね。そもそも

父親について調べないんじゃないかとも

思いますが。

 

10月19日放送の「アンビリバボー」では

こちらのお話が取り上げられるようですので

注目したいと思います。

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