「刺繍」というと何をイメージしますか?
個人的にはスカジャンだったりします。
そんな刺繍の中でも、群馬県桐生市の
伝統文化の横振り刺繍をご存知ですか?
針が左右に動く横振りミシンを使う
日本独特の刺繍の技法です。
今回はそんな横振り刺繍の職人の
第一人者。大澤紀代美さんについて
見ていきたいと思います。
黄綬褒章を受賞し現代の名工である
大澤紀代美さん。一体どんな方で、
どんな作品を作られているのでしょうか。
目次
大澤紀代美(おおさわきよみ)のWiki経歴・プロフィール
- 名前:大澤紀代美(おおさわきよみ)
- 出身:群馬県桐生市
- 生年月日:1940年2月14日
- 年齢:79歳
- 職業:刺繍職人
横振り刺繍職人の大澤紀代美さん。
元々は画家を志望していましたが、
17歳のときに横振り刺繍に出会い、
刺繍の道にのめり込んでいきました。
19歳で有限会社を設立し、提案型の
受注を中心として刺繍業を始めます。
その後、32歳で会社代表だったお父さんを
亡くしてしまい、会社はたたみました。
作家として刺繍に没頭していた大澤さん。
33歳の時に視力に異常をきたし入院し、
闘病の末、左目を失明してしまいました。
医者からも刺繍はもう無理と言われて
「死」を考えたこともありましたが、
大澤さんは諦めること無く刺繍を続け、
業界初の個展を開くほどになりました。
アパレル業界からの要請で刺繍部門の
担当をしたり、数々の賞を受賞するなど
その刺繍の技術とセンスは間違いなく
トップオブザトップといえるものです。
大沢紀代美の刺繍作品画像は?
まるで絵のような大澤さんの刺繍作品。
下書きもなくミシンを動かしていくことで
精緻な作品を紡ぎあげていきます。
ミュージシャンからも支持を得ており、
「大澤さんが居なかったらショーが出来なかった」
と言わせるほどの評価を得ています。
肖像画刺繍も作っており、
- マリリン・モンロー
- ジョージ・ワシントン
- 力道山
- 王貞治
- 田中角栄(政治家)
などの肖像画刺繍を作っていますが、
現在は肖像画刺繍は余り行わないそうです。
大澤紀代美のギャラリー・アトリエの場所は?
大澤さんは群馬県桐生市に
「アトリエきよみ」というギャラリーを
お持ちで、そこで作品を見られます。
住所
- 群馬県 桐生市本町5丁目57 MARUKINビル2F
電話番号
- 0277-52-3835
定休日
- 水曜日
駐車場
- なし
大澤紀代美に刺繍作品を注文する方法や価格・値段や通販は?
大澤さんに刺繍作品を注文したい場合は
公式HPより問い合わせることが出来ます。
電話での問い合わせも以下で可能です。
株式会社ユニマーク 特販営業部
TEL:0277-52-3835
価格については刺繍内容や大きさで
変わってくると思いますので、作品を
作って欲しい方は一度問い合わせをおすすめします。
大澤紀代美の結婚や子供は?
大澤紀代美さんのご結婚については
調べてみましたが分かりませんでした。
夫や子供がいる、という話題は無く、
独身か既婚者かも分かりませんでした。
大澤紀代美の収入・年収は?
黄綬褒章を受賞し、現代の名工である
大澤紀代美さんですが、収入については
なかなか想像が難しいですね。
80歳に迫りながらも数々の作品を作り、
ブランドの刺繍を受け持っており、
若手の育成もしている大澤さん。
こういう方には技術に見合った収入を
得てほしいと思いますね。
大澤紀代美が9月25日の【笑ってコラえて】で特集
9月25日の「笑ってコラえて」で
大澤紀代美さんの波乱万丈な人生が
特集され、横振り刺繍との出会いから
現在までの再現ドラマが放送されます。
を芸術の域にまで高めたと言われる
大澤さんの作品や、世界が注目した
コレクションジャケットが登場し、
斎藤工が華麗に着こなします。