こんにちは、ぽこぱぱです。
女性の格闘技もどんどん裾野が広まって
来ており、ボクシングや総合格闘技など
様々なジャンルで活躍していますね。
そんな中でも今回取り上げるのは相撲です。
土俵は女人禁制と言われてきていましたが、
女子相撲自体は新しいものではなく、数百年の
歴史があるんだとか。
そんな女子相撲で世界大会のチャンピオンに
なった女子高生の水沼ひかるさんに今回は
注目してみたいと思います。
水沼ひかるの経歴・プロフィール

出典:http://www.asahi.com
- 名前:水沼ひかる(みずぬまひかる)
- 出身:愛媛県
- 高校:県立津島高校
小学生の頃から相撲を始めたという
水沼さん。きっかけは小学校1年生の時に
男子上級生のまわし姿を見て、かっこいい、
自分もしてみたい、と憧れをもったことだとか。
小学校4年生から小学校の相撲クラブに入り、
中学生の時には女子相撲での活躍で
「松山大賞」という地域の賞も受賞しています。
その頃の目標としては「日本でも世界でも
活躍できる選手になりたい」だったとか。
そして、県立津島高校に進学し、相撲部で
唯一の女子部員として男子部員に混じって
練習に励み、第5回国際女子相撲選抜堺大会の
個人戦では見事優勝を成し遂げました。
女子相撲とは?ルールやまわし以外の着衣は
相撲は体の大きい人が行う無差別級競技
というイメージがありますが、女子相撲は
体重別の階級制で行うスポーツです。
「競技」としては新しく、全国大会は
1997年に「第1回全日本新相撲選手権大会」
が開催されたのが最初でした
大相撲は「まわし」以外には何も
身につけていませんが、女子相撲選手は
「レオタード」の上に「まわし」をつけることが
ルールとなっています。
それ以外のルールの差としては殆どありません。
男子の競技相撲の制限時間が5分なのに対して
女子相撲では3分の制限時間となっている点
のみが差分と言えるでしょう。
水沼選手が優勝したのは中量級で、これは
体重が65キロから80キロの選手で競われる
階級になります。柔道やボクシングに比べて
階級がざっくりしていますね。
水沼ひかるの身長・体重・取り組みの特徴は?
そんな女子相撲中量級の世界チャンピオンの
水沼さん、体格的には身長は高いわけでは
ありません。
身長は150センチと小柄で体重は65~80キロの
間だと思いますが、恐らく80キロに近いのでは
ないでしょうか。身長が低いのでリーチも
短くなってくると思いますが、その分重心は
安定しそうですね。
小学校時代から水沼さんを知る津島相撲部の
池田比呂己監督は当時を振り返って
「同世代の男子も彼女に歯が立たなかった」
と語ります。
立ち合いのスピードと足を出して圧力をかけて
いくのが優れており、相手の体の下に潜り込み、
押し出すのが得意なんだとか。
水沼さんのいる津島高相撲部は高校総体では
個人戦優勝者を排出するなど実力のある部です。
そんななかで水沼さんは初めての女子部員として
入部しました。男子を相手にぶつかり稽古などを
繰り返し、得意の押しに磨きをかけています。
まとめ
女子高生ながら女子相撲で世界チャンピオンに
なった水沼ひかるさんについて色々と調べて
みましたがいかがでしたか。
女子が「まわしをつけて相撲を取る上級生」
を見てかっこいいと憧れる、というのは
ちょっと珍しいかもしれませんね。
それが今や男子部員を相手に稽古をして
いるのだから凄いものです。
水沼さんについては7月18日放送の
「その決断に人生が動く!生き様オンリーワン」
で取り上げられるそうなので、こちらも
楽しみですね。