こんにちは、ぽこぱぱです。
11月5日の「世界まる見え」では
あのベーブ・ルースから三振を奪った
17歳の少女について取り上げられます。
「野球の神様」ともいわれている
あのベーブルースから三振を取るなんて
一体どんな少女だったのでしょうか。
誰なのか気になりますね。
ジャッキー・ミッチェルのWiki経歴・プロフィール
- 名前:ジャッキー・ミッチェル(Jackie Mitchel Gilbert)
- 生年月日:1913年8月29日
- 出身地:テネシー州チャタヌーガ
ジャッキーミッチェルはアメリカの
テネシー州チャタヌーガという場所で
生まれました。父親は野球好きだったのか
娘を野球に連れていき、ジャッキーに
野球の基礎を教えました。
ミッチェル家にはダジー・ヴァンズという
隣人がいたのですが、ヴァンズは元々
メジャーリーグの選手で、メジャーの
野球殿堂入りしているほどの選手です。
ジャッキーミッチェルは、ヴァンズに
野球の投球を教え「ドロップボール」を
見せたんだとか。カーブですね。
そんなジャッキーは17歳のときに
テネシー州チャタヌーガの女性チームで
野球を始め、ジョージア州アトランタの
トレーニングキャンプに参加しました。
ジャッキーミッチェルはプロ野球選手に!ジャッキーミッシェル 対 ベーブ・ルース
ジャッキーはキャンプで野球チームの
チャタヌーガルックアウトのオーナーに
注目され、スカウトされます。
女性投手という話題性による客寄せという
目的もあったようですね。それでも
ジャッキーはプロ野球選手になりました。
そして1931年4月1日。ベーブ・ルースが
所属していたニューヨークヤンキースとの
エキシビジョンマッチが行われ、
ジャッキーは2番手として登板しました。
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そして遂に運命の「対ベーブルース」。
1球目はボールでしたが、2、3球は
ストライク。1-2と追い込んだ4球目も
ストライクで三振に切って取りました。
ベーブルースは女性選手に打ち取られた
屈辱からかジャッキーを罵倒しました。
観衆もブーイングをしましたが、それでも
次の打者、あの「ルー・ゲーリック」も
三振に切って取ったのです!
ジャッキーミッシェルのその後の野球成績や現在は?
ベーブ・ルース、ルー・ゲリックという
レジェンドから三振を奪ったジャッキーは
注目を集めますが、野球委員は彼女の契約を
無効にする裁定を下しました。
理由は「プロ野球は女性がやるには
試合が「激しすぎる」ため」というもの。
そのプロ野球を象徴する2人の選手から
三振を奪っているにも関わらずです。
ジャッキーミッシェルはその後、
ハウスオブデヴィッドに移籍します。
時々付け髭をしていたこともあったとか。
ですが、ロバに乗ってピッチングを、
と頼まれたときに激怒し退団しました。
その後、メジャーリーグは女子選手の
契約を正式に禁止しています。
この禁止事項は1990年代まで続きました。
ジャッキーはその後メジャーリーグに
出ることは叶わず、1982年に始球式で
投げたくらいです。そして1987年1月7日
ジョージア州で亡くなっています。