こんにちは、ぽこぱぱです。

6月14日放送の「おたすけJAPAN」

という番組でヒャンガナニ村という所が

取り上げられるようです。

 

南アフリカ共和国の村で、水も出ない

というとても貧しい村なのですが、

「日本の花火で子供達を楽しませたい」と

そこに花火職人さんが行って花火を

見せるんだとか。

一体どんなところなのでしょうか。

ヒャンガナニ村とは?

出典:https://www.google.co.jp

ヒャンガナニ村は南アフリカ共和国の

最北部にあるリンポポ州にある村です。

個別の日本語Wikipediaはありません。

非常に貧しい地域で、RDPハウスと呼ば

れる貧困層向け住宅が立ち並ぶ地域です。

 

ヒャンガナニ村は昔からの伝統的な村ではなく、

非白人の人種隔離政策のアパルトヘイトが

きっかけで集められ、RDPハウス建築によって

「作られた」村で、伝統的な首長もいません。

 

近隣の州、国から様々な問題を抱えた人達が

移り住んで来て暮らしており、言語・文化・

人種などが入り交じる地域となっています。

ちなみに「ヒャンガナニ」とはツォンガ語で

「ごちゃ混ぜ」という意味です。

 

水も出ないとても貧しい地域で、そこで暮らす

子供たちは、遊ぶおもちゃにも恵まれず、

労働に追われる日々を送っているとか。

背景にあるのはアパルトヘイトとゼノフォビア(移民排斥)

貧しさの背景にあるのは第一にアパルト

ヘイト(人種隔離政策)、第二にゼノフォビア

(移民排斥)とだと言われています。

 

もともとアパルトヘイトの時代に

強制退去によっていわゆるホワイトエリアから

排斥された人達の集まりと言ってもいいです。

 

南アフリカは民主化されて20年が経ちますが

アパルトヘイト時代に生まれた格差や

貧困は改善されず、行き場のない怒りとなり

不満の矛先が南アフリカに住む外国人に

向けられ、死者を出す事態になりました。

 

2015年1月に、ソマリア人商店主が強盗に

押し入ろうとした14歳の少年に発砲して

殺害したことをきっかけに、外国人が

経営する商店が焼かれ、多くの外国人が

コミュニティから追い出されるなどの

事態となりました。

 

元々貧しかったヒャンガナニ村にはそうして

追い出された人々も集まってきていると

思われます。

南アフリカのリンポポ州とは

ヒャンガナニ村のあるリンポポ州は

南アフリカの最北部にある州です。

野生動物や歴史的な遺産・文化に溢れ、

昔から神聖な土地と言われています。

 

南アフリカのヨハネスブルグから、

リンポポ州の州都「ポロクワネ」へは

飛行機で約1時間20分、車では4時間ほど

で着きます。

世界遺産「マプングブエ(Mapungubwe)」

出典:Wikipedia

世界遺産に登録されている国立公園であり

考古遺跡。10~12世紀に南アフリカで繁栄した

古代王国の跡地と考えられており、金で

作られたサイの像などが発見されています。

クルーガー国立公園

出典:Wikipedia

南アフリカを有数の野生動物保護区。

ゾウ、サイ、ヒョウ、ライオン、キリン

など有名所の動物が見られる。

140種以上の哺乳類、500種以上の鳥類が

生息しており、その大きさは四国1つ分。

樹齢6000年の世界一大きなバオバブの木

出典:http://tokuhain.arukikata.co.jp

リンポポ州には世界一大きなバオバブの

木があり、そのサイズはなんと高さ22m、

幹の太さは47m。樹齢は6000年とも

言われています。荘厳で神秘性すら感じる

巨木の下にいれば魂が浄化される気がするかも。

おたすけJAPANで河北麻友子らが花火を上げる

http://www.tvlife.jp

そんな貧しい地域のヒャンガナニ村で

ボランティアをしている女性から

「日本の花火で子供を楽しませてほしい」

と依頼が届き、日本の花火職人と

おたすけサポーターの河北麻友子さんが

現地に行きました。

 

現地には日本の花火は当然ありません。

街灯もビルもない。そもそも電気や水道も

ない地域で火薬集めからスタートします。

果たしてアフリカの漆黒の夜空に盛大な

花火を打ち上げることは出来たのでしょうか。

まとめ

6月14日放送の「おたすけJAPAN」で

取り上げられる南アフリカ共和国

リンポポ州のヒャンガナニ村について

調べてみました。

 

やはり貧しさの背景にはアパルトヘイトや

2015年に起きた外国人排斥運動が

あったようです。

 

あまり情報はありませんでしたが

詳しいことは番組で色々と河北

さんらの苦労も混じえて語られる

ことと思いますので、放送を楽しみに

死体ですね。

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