こんにちは、ぽこぱぱです。
空港をよく利用する身として困るのが
テロです。巻き込まれたら困るとかいう
レベルではないのですが、巻き込まれ
無くても困るのがテロ。
検査がいきなり厳しくなったりと
出入りに時間がかかって仕方がない。
アレはとってもイライラします。
さて、今回取り上げるのは1967年に起きた
羽田空港での手荷物の爆破事件です。
なんでもこの事件、8月3日放送の
「アンビリーバボー」で取り上げられる
そうですが、どんな事件なのでしょうか。
羽田空港大爆破事件の概要

出典:http://shouwashi.com
羽田空港大爆破事件とは、1967年2月15日
午後7時5分頃に起こった、羽田空港の
国内線ロビー1階の男子トイレに
ダイナマイトが仕掛けられ、5人が重軽傷を
負った事件です。
羽田空港大爆破事件の犯人の名前は?
爆破によって怪我をした被害者男性の
証言から、犯人はボーイをしていた
赤木(仮名)とその愛人が容疑者として
浮上してきました。
容疑者男性は共犯と目されるの愛人と
逃走をしており、警察は全国に指名手配を
かけます。事件発生から10日を待たず、
2月24日に宮崎県高千穂町の民宿で
容疑者2名を逮捕しました。
犯人の名前は青野淳という23歳の
青年でした。空港でダイナマイト爆破という
この事件、その動機は驚くべきものでした。
羽田空港大爆破事件の犯人・青野淳の動機(犯行目的)は?
実は犯人の青野はボーイをしていたの
ですが、金庫破りを犯し、懲役3年の
刑を受けていました。
そこで青野は自分に似た友人を飛行機に乗せ、
飛行機ごと爆破することで自分が死んだと
見せかける「偽装自殺」を図ったのでした。
結果的に爆破は失敗に終わり、トイレで
時限爆弾を爆破させるも、友人を
殺害するには至らず失敗に終わっています。
「自分」を爆破して殺すことで刑を逃れ
ようというあまりにも自己中心的な
犯行目的のために飛行機に乗っていた
乗客は皆殺しにされるところでした。
ちなみにこの「爆破」という方法ですが
1962年から63年に起きた連続爆破事件の
「草加次郎事件」の模倣と目されています。
草加次郎を名乗る無差別爆弾事件が
起きており、日本中を恐怖に陥れていました。
まとめ
1967年に羽田空港で起きた爆破事件
「羽田空港爆破事件」についてまとめて
みましたがいかがでしたか?
ちなみに同じ日に放送される原爆の
被爆者のために働いたアメリカ人
フロイドシュモーの記事はこちら
自らが窃盗という犯罪を犯しておきながら
懲役刑が嫌だということで、自分を消そうと
飛行機ごと友人を爆破しようとする。
そんな幼稚な発想でも爆発物を持ち込めた
という事実のほうが個人的には恐ろしいです。
もちろん今では荷物検査等は様々な
事件を経て厳しくなっているので
このような事件は起きにくくなっていると
思いますが、それでもテロなどは普通に
起こっているのも事実ですね。
この事件については8月3日放送の
「仰天アンビリーバボー」でさらに
詳細に放送されると思いますので、
こちらも注目ですね。